Q.組合の対応地域、職種について教えて下さい。

A.四国・岡山県を中心に、様々な職種の実習に対応しております。

香川県をはじめ、徳島、愛媛、高知、岡山の各県を中心エリアとしておりますが、エリア外でも対応可能な場合がありますので、詳しくはお問い合わせください。
また、職種に関しては、「介護」「医療・福祉施設給食製造」を主に、他業種の受け入れも随時承っております。

Q.技能実習生受け入れのメリット、デメリットについて教えてください。

A.社内が活性化されるといった声がある反面、申請手続きが煩雑で時間がかかる、文化や考え方の違いに戸惑うことがある、などの懸念があります

実習生たちはやる気と向上心に満ち溢れ、少しでも早く技術を学ぼうとして一生懸命働きます。そのような実習生たちの姿勢は、既存の職員様にも良い影響を与えるため、受け入れ企業様からは、社内が活性化されたと言われることが数多くあります。
反面、申請手続きには多くの書類が必要で、申請から認可が下りるまでに数か月の時間がかかります。複雑な申請手続きに関しては、経験豊かな幣組合専属のスタッフがフォローさせていただきます。
また、配属直後は、受け入れ企業様、実習生の双方が、実習生の不慣れな日本語や、文化・風習・考え方の違いからくるすれ違いに戸惑うことがあります。
絶えずしっかりとコミュニケーションをとっていただくことで、そういったすれ違いは時間の経過とともに自然と解消されますが、もし何か困ったことがあれば、どんな小さなことでも構いませんので、いつでもご相談ください。

Q.面接は必ず現地でおこなわなければなりませんか?

A.なるべく現地での面接をお願いしております。

現地では、実習生たちがどのような環境で生活し、学んでいるかも見ていただきます。彼らの背景を直接感じていただくことで、配属後に実習生たちとどのように接していくとよいかが見えてくると思います。
また、実習生たちとの企業様への配属直後は、慣れない環境と周囲に知らない人ばかりの中で、不安を感じることがあります。一度現地で顔を合わせておくとでのコミュニケーションがスムーズになります。

Q.実習生候補の日本語能力はどのくらいでしょうか?

A.日本語能力検定N4レベルを基準にしています。

日本語能力試験(JLPT)では、N4認定の目安として「基本的な日本語を理解することができる」としています。
介護職種ではN4取得が必須となりますが、他の職種でも、一定程度の日本語能力がないと、配属後に円滑な実習をおこなうことが難しいのではないかと考えます。
そこで、幣組合では、実習生候補をN4受験予定者かN4以上の取得者に限定しております。

Q.受け入れにあたり、企業側で準備しておかなければならないものはありますか?

A.宿舎、生活備品、技能実習に関わる各種指導員の選任、等が必要です。

具体的には、
・実習生一人当たり3畳(4.5㎡)の広さの居室がある宿舎の準備
・食器、寝具など実習生の生活に必要な備品の準備
・職員様の中から「技能実習責任者」「技能実習指導員」「生活指導員」の選任
(技能実習指導員に選任されるために実務経験・資格が必要な職種もあります)
が必要と定められております。

 

他にも様々な決まりごとがあります。詳細については、組合にお問い合わせください。なお、食事は基本的に実習生が自炊します。

Q.入国後の技能実習生たちの待遇はどのようになりますか?

A.日本の労働関係法令に準じた扱いとなります。

技能実習生は、企業様との雇用契約に基づいた「労働者」となります。したがって、日本人労働者と同じく、最低賃金以上の報酬、各種保険の加入、有給休暇の付与・取得、はもちろん、労働時間、休日についても労働基準法に則った扱いが必要となります。